最初にやること
Step 1: 作業ディレクトリへの移動
以下の項目を確認し,問題がある人はTAを呼んでください.
授業回用のディレクトリを作成
デスクトップに本日の授業分のフォルダーを作成します.デスクトップやドキュメント等に適当なフォルダで右クリックし,新規作成でフォルダーを作成してください(フォルダ名はたとえば prog01
).
注意
演習室のPCでは作成したフォルダがPC再起動とともに削除されます.必ずUSBメモリやGoogleドライブなどにバックアップをしてください.
Step 1b.
デスクトップにある Cygwin のアイコンをダブルクリックして,現れたウィンドウの上で,
pwd
と入力.
/home/student
と表示されることを確認する (student
の部分は環境によって変わる可能性があります).
Step 1c.
先ほど作成したフォルダに移動します. Cygwin のターミナル上で,
cd
とタイプし,スペースを打ちます(Enterは押さない).
その後,ターミナルにフォルダーをドラッグ&ドロップして,Enter を押します (この機能は少し邪道な気もしますが,長いファイル名をターミナルに入力する時に役立ちます).
Step 2: プログラム環境の確認
続いて,プログラム環境の確認をします.
ソースファイルの編集
引き続きCygwinのターミナルから,エディタを用いてファイルを開きます.
emacs test.c
あるいは
vim test.c
とタイプしてEnterを押してください.するとEmacsやVimの編集画面が立ち上がるので,以下のプログラムを入力します.なお,これらのエディタはファイルを保存するまではファイルが作成されないので,一度ファイルを作成してから編集したい場合はtouch
コマンドを使ってください.
また,最近は使い勝手の良いGUIベースのエディタが多数あるので,Visual Studio CodeやAtom,Sublime Textなどを使ってみても良いでしょう.
test.c
#include <stdio.h>
int main (int argc, char **argv) {
printf("hello world.\n");
}
上記の内容を入力ができたらプログラムをCtrl+X
→ Ctrl+S
と押して保存します (Emacsの使い方は各自で調べましょう).その後,Ctrl+X
→ Ctrl+C
通すとEmacsが終了してCygwinのターミナルに戻ります.
ファイルの保存を確認
入力したら,デスクトップに作成したフォルダーにtest.c
という名前で保存.先ほど作成したフォルダに,test.c ができていることを確認する.(Macなどでtest.c.txt
となっている場合は,名前をtest.c
に変更してください)
プログラムの実行
Cygwinのターミナルで
gcc test.c
と入力しEnterを押す.正しくプログラムがコンパイルされたら,
./a.exe # MacやLinuxの場合には ./a.out
と入力.画面にhello world.
と表示されれば,OKです.