!!専門委員会設立の活動内容
!目的
3次元形状スキャニング技術（産業用Ｘ線CTや3次元サーフェススキャナー）の
進歩により、現物の情報をデジタル化し、さらにその情報をデジタルエンジニ
アリングシステム(CAD, CAM, CAE)で活用することによる新しい設計・生産手
法の開発が期待されている。本専門員会では、この課題に対して興味をもつ、
産業界や大学の研究者、技術者を委員として、現状技術の調査・検討、技術課
題抽出、情報交換等の研究活動を通じ、本分野の技術的進歩に資することを目
的とする。

本分野は近年急速に技術が普及し始めており、各企業等において様々な技術課
題が発生しているために、その分野に関わる研究者や技術者が交流し、先端技
術情報の共有や、産学連携などを行う機会に対する要望が非常に高い。本専門
委員会はそのような研究者や技術者のためのフォーラムとして機能し、結果と
して、本分野の技術の普及や発展が進むものと思われる。
特に産学連携の促進や、情報・技術の共有などによる開発効率化を目指す。

[紹介記事|/conv/archive/papers/jspe0510.pdf]
[Presicion Engineering誌　英語紹介記事|/conv/archive/papers/PE_vol3.pdf]
!活動
::名称
:::現物融合型エンジニアリング専門員会
::委員長・幹事
//*委員長　鈴木宏正（東京大学）
//*幹事　三和田靖彦（トヨタ自動車㈱）
//*幹事　滝克彦（日本ビジュアルサイエンス㈱）
//*会計監事　定岡紀行（㈱日立製作所）
//::2010年度より委員長・幹事が交代いたします。
//*委員長　松木則夫　（産業技術総合研究所）
//*幹事　内田孝尚 　（㈱本田技術研究所）
//*会計監事　岸武人　（㈱島津製作所）
*委員長　　大竹豊（東京大学）
*幹事　　　飯田望（日産自動車㈱）
*会計幹事　赤羽孝彦（丸紅情報システムズ㈱）


::設置期間
::: 2011年1月まで（延長予定）
::活動内容
*委員会
**例会(年6回)
***委員話題提供(業務・研究内容の紹介)
***外部講師セミナー　本分野の理論・技術、先端技術の動向、国内外情報について、専門家から、講義をしていただき、基礎理論や技術課題のポイントについて効率の良く情報獲得する。

*情報発信
**ホームページ開設
**講演会
***外部講師+委員によるセミナー
***技術展示会
***研究発表会
**報告書
**パンフレット
**専門書出版、特集記事掲載など

*技術マップ作成
**本分野に関して、適用領域・目的・効果、技術項目、技術課題、将来予測などをマップとしてまとめ、研究課題の抽出を行う。

*データ共有
**研究開発のための基礎資料をデータベース化して提供
**サンプルデータやソフトウェア
**技術資料、論文

*研究・開発プロジェクト
**プロジェクトに関する方針
***本委員会が、個別のテーマのプロジェクトを応募・実施することはしない。
***本委員会のメンバーが、本委員会の活動をベースとして、共同研究や外部資金によるプロジェクトを実施する場合は、可能な範囲で研究報告していただく。
***委員全体の利益となるような公募に対しては、本委員会が応募を行う。ただし、応募のために法人格が必要な場合は有志で代行する。
***産学連携コンソーシアム形成については検討を進める。